C言語入門 とりあえずのC言語

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はじめに

はじめに

なぜ、“とりあえず”なのか?

なぜ、“とりあえず”なのか?

 C言語をマスターすることが、この入門書の目的ではありません。初めてプログラミングの学習をする方を対象とし、C言語を使用してプログラミングの基本を学習する事を目的としています。

 

 Java、PHP、C#、など、現在、広く使用されているプログラミング言語のいくつかはC言語の構文を元にしています。

 また、BASIC、PASCAL、FORTRAN、COBOLなど、手続き型言語と分類されるプログラミング言語は、C言語と同様の構造を持っています。

 よって、ある程度、C言語を覚えてから他の言語を学習するという事は、悪い方法ではありません。

 もし、将来、どのプログラミング言語を中心に使用するということが明確になっていないのであれば、覚えやすさ、学習環境の作りやすさ、応用のしやすさ、などの点で無難な選択と言えるでしょう。

 

 例えば、Webサーバー用の言語として普及しているPHPは、簡単に利用できる言語ですが、プログラムのミスを見つけにくい、という問題があり、プログラムの記述に慣れていない人には難しいかもしれません。

 また、JavaやC#といった言語は、オブジェクト指向への理解が必要であり、それは、初心者にとって容易な内容ではありません。

 

 とりあえずC言語でプログラミングの学習をするという事が最適であるとは断言できませんが、不適切であったり、無駄であるという事は無いと考えます。

本書の特徴

本書の特徴
  • 分岐、繰り返し、関数など、他の言語にも共通する基本的な事項の習得を主目的としています。
  • 初心者にとって必要性の少ない事項は割愛し、学習を容易にしました。
  • C言語に固有と思われる事項については、簡単な説明に留めています。

ポインタについて

ポインタについて

 C言語を学ぶ上では、ポインタを理解する事が難関とされています。入門書の中には、ポインタに触れていないものもあるくらいです。

 ポインタはC言語にはとっては非常に重要な事項ですが、他の言語では、ほとんど必要ありません。よって、他の言語に移行する事を考えれば、ポインタを理解しなくて良いのかもしれません。

 しかしながら、プログラムの動作原理を理解するうえでポインタはたいへん有用です。よって、本書の内容に加えることにしました。

C99について

C99について

 C言語には、C99という新しい規格があります。このC99は、いくつかの点で、それまでの規格と異なっています。

 本来であれば、最新の規格に合わせて学習するのが良いと思われます。しかしながら、現時点ではC99規格が完全に普及している状況とは言えません。

 よって、本書は、C99以前の規格に則っています。

 

AKABAS 東京アロハ 串蔵
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